大阪府を中心に近畿圏内でピンネット工法(コニシ)を
施工させて頂いております。タイル壁の剥落防止処置です。

まずは現状の写真です。古いタイルは劣化が激しく浮きも多くて地震なので壁が崩落
する危険性もあります。全部斫り取ってしまうのもコストがかかるし騒音問題にも
発展しかねません。そこでタイル壁を丸ごと包み込み、剥落を防ぐ施工方法です。

ピンネット工法専用のプライマーを塗布していきます。薄すぎず厚すぎず
しっかり塗布していきます。

ピンネット工法専用の主材・硬化剤を練り合わせた材料を鏝で塗付けて行きます。
この時も、薄くならない程度に均一に塗り均して行きます。

均等に塗付けた後、ネットを張っていきます。このネットもピンネット工法専用のネットで
重ねしろは100mmです。しわにならないように丁寧に張っていきます。

ネットを張り終えたら、マーキングです。端部から150mm、500mmピッチでマークして
いきます。その後、ネットを切らないようにドリルで穴を空けていきます。長さ決めて
新調に穴を空けて行きます。

穴を空けたら中を掃除をして、そこにピンを打って行きます。長さは色々ありますが
まず始めにコア抜きで躯体までの寸法を測りピンの長さを決めます。
躯体には25mm以上ピンが入っていないといけない規定があります。

しっかり打込み棒でピンを固定させたら樹脂の注入です。ここで建物とネットを
ワッシャーの付いたピンで固着し既存のタイルを閉じ込めてしまいます。
これで古いタイルが落ちてくる心配も無くなります。

後は、ピンの上にもう一度プライマーを塗り付けたら一度ピンの頭を塗って止めときます。
最後にも一度、全面に材料を塗付けて行きます。

そして完了です。この後の仕上げの用途に合わせて上塗りをもう一度塗る場合もあります。
全ての工程には規定があります。寸法や使う材料の量も決まっています。
でも、これで一安心ですね。